新潟米はなぜ美味しい?

ポイント1 新潟県はお米づくりに最適な気候

お米がおいしくなるためには、お米が実るころの気象条件が重要です。
その条件は、大きく分けて3つあります。

  • お米が実る時期の平均気温が、約25℃であること。
    平均気温が高すぎるとお米は白く濁り、低すぎるとご飯にしたときにパサついた食感になります。
  • お米が実る時期の昼夜の気温差が大きいこと。
    昼間の気温が高いと、稲にデンプンが蓄えられます。
    夜間の気温が低いと、昼間に蓄えたデンプンを消費しないので米粒が充実します。
  • お米が実る期間の日照時間が長いこと。

これら3つの条件をすべて満たすのが、「日本一の米どころ」新潟県です。

ポイント2 肥よくな大地

越後平野は、信濃川・阿賀野川が上流から運んだ肥よくな粘土質の土壌からできています。
この土壌は、米づくりに必要な養分を豊富に含み、
この地でお米を育てるのに化学肥料を多く与える必要はありません。
こうして実った新潟米には、お米の味に影響のあるアミロースやタンパク質が
少ないことが分かっています。
大地に含まれた天然の養分の恵みが新潟米のおいしさの原点なのです。

ポイント3 豊富な雪どけ水

新潟県は、冬に多くの雪が降ります。この雪はやがてとけだし、
山林の落ち葉が作りあげた腐葉土の養分をたくさん含んで川となり、平野部に向かいます。
雪どけ水は、根付き始めた苗が水を豊富に求める春に、
清らかな農業用水として新潟県の水田を潤します。

ポイント4 作り手の技術と真心

今よりもさらにおいしい新潟米をつくるよう日々努力しています。
新潟の農業者が目指しているのは、食味・品質と安全・安心へのこだわりです。
そのために、苗の育成・田植え・施肥・稲刈り・乾燥など、年間の農作業をすべて適切に、
丁寧に行われるよう、徹底しています。
また、環境・安全性に配慮し、農薬や化学肥料を減らした栽培に取り組むなど、
お米の生産に携わる人々の情熱と誇りが、日本一の米どころを支えています。

<新潟米コシヒカリ>

昭和19年(1944年)に新潟県農事試験場で、「農林22号」と「農林1号」がかけあわされました。
その子孫の中から有望な系統が育てられました。
そのうちの一部が福井県の農事改良実験所へ移され、昭和28年(1953年)に「越南(えつなん)17号」という系統名が付けられました。
これが再び新潟県へ戻り、全国に先駆けて新潟県で奨励品種となり、昭和31年(1956年)に「コシヒカリ」と名付けられました。
(※奨励品種:県において普及すべき優良な品種として、県知事が指定した品種のこと)

<日本一の米どころ新潟>

トップブランド米「コシヒカリ」や新潟の新しいお米「新之助」など、おいしいお米の産地として知られる新潟県は、米の作付面積、生産量が都道府県別で全国1位(平成30年)であり、まさに日本一の米どころです。
米づくりに最適な気候と肥沃な大地、豊富な雪どけ水、作り手の技術と真心によって、育まれたおいしい新潟米は、県内をはじめとして、関東地方や近畿地方など、日本全国に出荷され、高い評価を受けています。